ボディーボードでの遊び方

遊び方の基本的なテクニック

 

いよいよここからは遊び方のテクニックに入ります。まず初めに注意することは、ボディーボードと体の位置関係です。基本的にはボードのテールに腰骨が乗るようにポジションを調整します。手はノーズを掴まずに、指の第1~2関節をノーズに引っ掛けて、ボード中央に軽く添える程度がいいでしょう。

 

波が接近してきたら、姿勢は極力アゴを引いて背中を反り、早めに80%程度の力でビーディングを開始します。これでボードのテール側に重心が掛かって足は完全に水中に入り、フィンで水面をたたいてしまうことを防げます。

 

テール側に傾いているので、逆にノーズは水面から突き出た状態になりますがそれで構いません。これで波が来るとフワリと持ち上げられるような感じがすると思いますが、ここが一番のポイントです。この時に今まで水面から突き出していたノーズを水面に押しつけて波の角度とボードが平行になればベストですが、ビギナーの場合はタイミングが遅くなりがちで、波のトップ付近まで上がってからボードを押しています。

 

又、腰骨がボードのテールにしっかり乗っていれば、ノーズを押すのにもあまり力が要らなくなるので、しっかり練習してください。肘はボードから離れてもOKで、更に、80%の力でのビーディングを100%全開にします。

 

これでボードはもっと滑り出しやすくなります。ボードがうまく滑り出したら、こんどは左右の状況を見極めて、自分の進みたい方向の逆の手を、肘があった辺りまで下げ、体をボードに少し乗込ませて胸をしっかりと張ります。顔は進行方向にしっかりと向けて、重心を進行方向側にしましょう。